(A) 依頼分析の受付までの流れについて
以下、申し込みの流れについて説明致します。
(1) 申込票(A5カード)に必要事項を記入
来所あるいは郵送で申込票を取り寄せ、注意事項を参考にご記入ください。
申込票の記入内容に不備がある場合、受付できない事もあります。また以下の(a)-(c)にご留意ください。
(a) 消えるボールペン(フリクション等)で記入しないでください。
結果を印刷する際に、書かれた情報が印刷の熱で消えます。
(b) 結果報告書の面(申込票の裏面)には、何も記入しないでください。
(c) 申込票および結果報告書の紙に、試料容器や印刷物を張り付けないでください。
職員の作業負担に加えて、結果を印刷する際の紙詰まりにより印刷機が故障する原因になります。
[注意点]
平成29年4月の分析規程の改定により、「減圧乾燥」と「再分析」のオプション分析を追加しました。
詳しくは「減圧乾燥」の説明および「再分析」の説明をご覧ください。
(2) 申込書(A4紙)に必要事項を記入
こちら(令和6年10月書式改定)からダウンロード・印刷して、必要事項をご記入ください。
分析装置ごとに申込書(A4紙)の書式と分析料金が異なりますのでご注意ください。
記入欄以外には、何も記入しないでください。連絡事項などがありましたら、別紙でお知らせください。
(※ 令和6年10月改定分よりインボイスに関わる項目が追加されています)
(3) 依頼する試料を準備
上タブの『提出試料』をよく読んでご準備ください。
割れやすい容器、高価な容器を使用しないでください。紛失、損害に対し、当所は責任を負いかねます。
(4) 「申込票」・「申込書」・「試料」を郵送
〒819-0395 福岡市西区元岡744 ウエスト1号館B-206号室
九州大学大学院理学研究院中央元素分析所
(B) 受付および料金請求について
所属により、対応が異なります。詳しくは、下記の該当する方をご覧ください。
<国立機関・国公立大学・地方公共団体などの公的機関の場合>
受付日は、当所に提出物一式が届いた後に経理係より承認書が発行された日となります。
料金は後納になります。
<私立大学・民間企業などの上記に該当しない場合>
受付日は、当学が指定した口座への入金が完了した日になります。
料金は、銀行振込による前納(入金確認後、分析開始)になります。
振込先口座につきましては、当所に提出物一式が到着後、経理係より連絡致します。
インボイス制度の導入により元素分析料金の入金の際に適格請求書が必要な場合は、請求書発行に通常よりお時間を頂く状態となっておりますので、なるべく余裕をもってご依頼ください。
[全ての依頼者への注意点]
年度末の受付日は、3月20日まで(厳守)となります。土日祝日の場合は、直前の平日までになります。
それ以降の申し込みは新年度の受付となります。
(C) 結果報告について
結果報告書を郵送致します。
試料を返却希望の場合は、申し込みの際にその旨をお伝えください。但し、送料は依頼者負担になります。
(D) 研究成果(論文、口頭発表)の発表について
当所の元素分析結果を用いて研究の成果を学会誌や学会等で発表される場合には、当所を利用した旨(下記文例)を発表資料の謝辞や実験項などにご記載していただくと共に、
該当論文または口頭発表の内容(要旨集やプログラム)のコピー1 部を当所にご提出をお願いしております。
また、記載箇所が発表資料とは別資料(論文の「Supporting Information」など)となる場合は、当所について記載のある別資料もあわせてご提出をお願いいたします。
学外の方につきましては下記の内容をメールにてご連絡ください。
・所属
・氏名
・発表形式(論文、口頭発表)
・論文のPDFを添付
論文等のコピーについては紙媒体での郵送でも問題ありません。
【日本語例】
元素分析の測定は、九州大学大学院理学研究院中央元素分析所で行いました。
【英語例】
The authors thank the Service Center of the Elementary Analysis of Organic Compounds, Faculty of Science, Kyushu University for elementary analysis.
当所の装置利用を記載していただくことで、機器更新や最新機器の導入など設備充実や発展につながりますので、ご協力のほどよろしくお願いします。