中央元素分析所

「再分析」の説明 (学外者用) 

「再分析」とは、通常は1回の分析のところ、予想含有率と分析値の誤差が当所の定める基準内である場合、同じ試料を用いて再度追加で分析を行う分析手法です。

純粋な試料の場合、CHNの予想含有率と分析値の誤差は全て±0.30%以内に収まる事が多いですが、測定誤差や試料状態で±0.30%以内に収まらない場合もあります。 その際、同じ試料を用いて再分析を行えば、最初の分析値を含め考察を行う事もできます。

再分析を希望される場合は、申込票の再分析の項にて「希望する」をチェックして下さい。 但し、予想含有率(小数点第2位までしっかり記載)が書かれていないものについては、再分析の判断ができないため再分析を行いません。 試料量が少ない場合も再分析を行う事ができませんので、ご注意ください。

再分析の基準・具体例については下記をご参照ください。



<再分析を行う基準(平成29年4月1日以降)>

(1) CHNの含有率誤差が、全て±0.30%以内、あるいは1つでも±0.51%以上の場合
  ・・・CHN1回分析で終了。再分析なし

(2) CHNの含有率誤差が、全て±0.50%以内でかつ1つ以上が±0.31%以上の場合((1)の余事象)
  ・・・再分析対象



九州大学大学院理学研究院 中央元素分析所
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