中央元素分析所

元素分析装置

ヤナコ分析工業
 ヤナコCHNコーダー MT-5型   1台       ヤナコCHNコーダー MT-6型   1台

ジェイ・サイエンス・ラボ
 有機微量元素分析装置 JM10  1台        有機微量元素分析装置 JM11   1台

 

ヤナコCHNコーダー MT-5型(左)、MT-6型(右)


有機微量元素分析装置 JM10(左)、JM11(右)


《 分析装置の原理 》

分析法は差動熱伝導度法と呼ばれるものです。試料2 mg前後(当所では0.8 mg程度)を酸化銅等を充填した燃焼炉において酸素を混入したヘリウムガス気流中で完全燃焼させ、水、炭酸ガス、窒素ガス、及び窒素酸化物その他に分解させます。さらに還元炉(還元銅充填)において、窒素酸化物は窒素ガスに還元し、余剰の酸素は還元炉内の銅により捕捉します。硫黄、燐、ハロゲン等のガスは妨害元素吸収剤により除去します。ヘリウムガス中に水(ガス)、炭酸ガス、窒素ガスだけが残るようにし一定容積のシリンダーに吸引させた後、水及び炭酸ガスの吸収管を通過させながらその前後で3対からなる熱伝導度検出器に送り水素、炭素、窒素と順次測定し標準試料から出したファクターで各元素の含有率をもとめます。


電子天秤(ウルトラミクロ)

カーン CAHN C-32
メトラー・トレド XP2U および XPR2U

CAHN C-32 XP2U


九州大学大学院理学研究院 中央元素分析所
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