錯体物性化学(大場研究室)

錯体物性化学(大場研究室)

2024/06/06

金属錯体は、無機-有機複合体の素性を持ち、その構造と性質の多様性が特徴です。この金属錯体を基盤として、バルクスケールの多核金属錯体や金属錯体集合体(配位高分子)の構造の精密解析と物性・機能の評価を通して、構造と物性・機能の相関を解明し、機能性化合物の開発を進めています。また、人工膜や細胞膜の形成するメゾスケール領域を利用して、金属錯体メゾ結晶の制御形成、膜-金属錯体複合体の開発と機能制御を進め、細胞機能制御の実現も目指しています。